日本脳炎と予防接種
日本脳炎は、日本脳炎ウィルスの感染によって発症します。
人から人への感染はありません。
豚などの動物の体内でウィルスが増殖され、その豚を指した
蚊(コガタアカイエカ)などが人を刺すことによって感染します。
数日間高熱が出て頭痛、嘔吐、下痢、めまい、腹痛などが起こり、病状が進行すると意識障害とともに、筋肉が強ばる(筋強直)、脳神経症状、不随意運動、振戦、麻痺、病的反射などが現れます。
発症した人の2~4割が死亡し、パーキンソン病様症状や痙攣、麻痺、精神発達遅滞、精神障害の後遺症を残すことがあります。
これまで予防接種は、下記のスケジュールで予防接種法に基づき行われてきました。
Ⅰ期初回 生後6~90月 (接種対象年齢) 3~4歳 (標準的な接種年齢)
Ⅰ期追加 初回終了後おおむね1年の間隔を開けて接種 4~5歳 (標準的な接種年齢)
Ⅱ期 9歳~12歳未満 (接種対象年齢) 9~10歳 (標準的な接種年齢)
Ⅲ期 14歳~16歳未満(接種対象年齢) 14~15歳 (標準的な接種年齢)
日本脳炎は症状が現れた時点で、すでにウイルスが脳内に達し、脳細胞を破壊しているため、治療は難しく、予防接種が最も大切であります。併せて蚊の防除などの対策が必要です

